新刊のご案内

神教経 先代旧事本紀大成経伝(四) 

お知らせ   神教経 3月5日発刊/9日発売

書影

3月9日(土) 発売(全国書店、ネット書店)
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  • 作品について

    既刊の「宗徳経」に続き、聖徳太子が著した神道の教義にあたる二冊の書物のうちの最初の一冊。神教経は、推古天皇の「神道の真髄は如何に」とのご下問を承って先に書かれた。これは天皇の道と、官の道つまり今でいえば政府と官僚はどうあるべきかという内容である。

    今年は今上天皇の譲位と新天皇の即位が執り行われることになり、いつにも増して天皇への注目度は高まっているが、天皇のみふるまいの元には何があるのか、神器の意味を説くことによって迫った。神教経に記された、三種の神器(真悉移の鏡(マフツノカガミ)と呼ばれる神鏡、八尺瓊の勾玉という宝玉、十握剣という神剣)は、神器は神の心を表した器であり、単なる宝物、モノではないという。その詳細を説くことによって天皇の位、そして天皇の生き方について大成経の他巻からの引用もまじえて解説されている。

    長いあいだ教義がないとして南北朝時代の「神皇正統記」(北畠親房)や復古神道(平田篤胤)を基に作られた国家神道によって歪められてきた神道だが、古代の神道は世の中で知られている以上に清く、おおらかな道であったことがうかがえる。
    なによりも「天皇の悲しみ」についての記述は他本にはない。戦後の天皇についての責任論には無い視点であるだろう。先代旧事本紀大成経という古伝の中から、単純な天皇崇拝のための著作とは一線を画した天皇の姿が浮かび上がってくる。(編集部)